残念ながら、可能性は限りなくゼロです。
2020年9月現在、スクエニではQAテスター募集のページで
「テスターのアルバイトを経て社員となった3名へインタビュー」
という記事が掲載されているため、
長年QAテスターとして頑張れば会社から社員登用のお声がけがあるのでは? と
お思いの方もいると思います。

ですが、インタビューに応じているお三方が社員になった当時と今とでは
会社の体制も大きく異なっており、人事に関しても、
会社の状況によって採用指針が変化するのが一般的です。
(どの企業にも言えることですが、組織内部の編成も担当者も、年々少しずつ変わっていきます)
そしてこの記事に関して個人的に最も疑問を覚えるのが、
お三方全員が「(合併後の)スクエニのテスター」として勤務している最中に
社員になったとはどこにも明言されていないことです。
スクウェアとエニックスが合併する前にどちらかの会社で長年デバッグを担当されていたか、他社テスターとして一定の勤務実績(デバッグリーダーを任されるまでになる等)を積んだ後、スクエニのQA関連職の中途採用に応募し採用となった可能性も十分に考えられます。
実際のところはわかりませんが、この記事の書き方ではまるで応募者の
期待をもとにしたミスリーディングを誘っているようにも思えてしまうため、
記事を額面通りに受け取ってしまうのは「待った」です。
また、QAという業務の性質上、
膨大な人数で集中して同じような作業にあたります。
中小企業の全従業員数を超える人員が投入されているタイトルも少なくないため、
ある1つのバグを発見するのも、大抵の場合は早いか遅いかの違いしかありません。
従って、その違いだけでQAテスター各人の成果に優劣をつけることは
極めて困難な上にフェアではないため、上長や人事担当者から
特別に声がかかるということはないと考えてください。
余談ですが、人事担当者や人事部とはフロアが異なる上、
彼らが日常的にQA部門の現場を視察に来るということも皆無なため、
そもそも会社としてQA人員(社員・アルバイトを問わず)を
個人個人として細かく評価する気がないのでしょう。
見切りをつけて他の会社へ移っていく方もたくさん見てきました。
応募動機は人それぞれで勿論いいと思います。
その上で、もしスクエニの正社員or契約社員として働くことを目的とし、
そのための入り口としてQAテスターへの応募をお考えの方がいらっしゃったら、
他にやりたいことやチャレンジしたい会社への応募を強くおすすめします。